インプラントの治療方法の一例

治療の流れ

インプラントの治療の流れと治療方法の一例です(症状、原因によって異なります)

第1小臼歯が抜けたままになっているということで来院されたUさん。
Uさんの治療の流れと費用をご覧ください。

長岡京市 30代男性(独身)
主訴
□1ヶ月前に抜けた
□痛みはない
□そのままでもいいかと思ったが笑った時、気になる

カウンセリング

症状、生活習慣など問診表に記入していただいた後カウンセリングを行います。

初めての診察には、十分なお時間をいただいています(30分~1時間)

診査・応急的処置

口腔内の状態の診査を行います。
・あごの骨の量と質を記録するため、口の中の型を取り、レントゲン・CT撮影・歯の型どりを行います。
・データを用いて、治療計画を立てます。

歯周病等の問題がある場合には先に歯ぐき(歯肉)の治療を行います。Uさんの場合は歯ぐき(歯肉)の状態は比較的良好でした。

CT撮影は、自分の歯や骨の状態を、3D画像で立体的に見ることができるので、詳細な診査、診断が可能になります。

1回目の診療終了

次回は1週間後の来院です。

治療計画

院長によるカウンセリング、治療の説明、ステントの型どり、口腔内撮影、口腔衛生指導を行います。その後、歯形や噛み合せの結果から治療計画を立てます。

患者さまと相談の上、治療方針を決定します。

2回目の診療終了

次回は1週間後の来院です。

CT説明、オペ説明

CTの説明とオペについて詳しくご説明いたします。

3回目の診療終了

次回は1週間後の来院です。

インプラント手術

局部麻酔をかけて、チタン製のインプラントを埋め込みます。
手術時間は簡単な場合、60分程度で終了します。
Uさんの場合も60分ほどで終了しました。

【手術の流れ】
 1.インプラントを埋入する部分の歯肉を開いて
   顎の骨にインプラントを埋入します。
 2.開いた歯肉を閉じ、縫い合わせます。

※手術の前に
歯周病等の問題がある場合には先に歯ぐき(歯肉)の治療を行います。歯周病の治療はインプラントにとって非常に大切なことです。

術後の痛みはほとんどない場合が多いですが、念のため鎮痛剤を処方いたします。 Uさんの場合も痛みはなく、腫れもほとんどありませんでした。

インプラントは歯を失った部分(欠損部)の顎の骨にチタン製の人口歯根を埋入し、その歯根を支えとして新たな人口歯を作る方法です。「乳歯」「永久歯」につぐ「第3の歯」として全世界で行われている最先端治療です。

4回目の診療終了

次回は1週間後の来院です。

抜糸

手術後2週間程度で抜糸し仮歯を入れます。
歯肉の状態と噛み合せの状態をチェックし、修正し、全体のバランスを整え、人工歯冠を作るための型をとります。
これをもとに、歯科技工士が、患者さんの歯の形や色などを決めて天然歯と変わらない人工歯冠を製作します。

インプラント体と骨が結合するまで、期間をおきます。
丈夫な骨ができるまで、下顎で約2ヶ月〜、上顎で4ヶ月〜程かかります。
※期間は個人差があります
※安定期間が終了してから2次手術を行う場合があります

骨を移植したりする特別なオペでなければ、術後の痛みや腫れは少ないです。多くの患者さんから「インプラントの術後より、歯を抜いた後の方が痛かった」と言われるほどです。

5回目の診療終了

次回は1週間後の来院です。

人口歯の装着

Uさんの場合はより自然な状態を再現するため、オールセラミッククラウンを製作しました。
オールセラミッククラウンは金属を一切使用していないクラウンです。
天然の歯に似た透明感や光の拡散性等があるため、きわめて自然の歯に近いものを再現することができます。
オールセラミッククラウン
Uさんのオールセラミック (ジルコニアを使用)による土台とクラウン
完成した人工歯冠を装着し固定し、口の中で細かい咬み合わせを調整します。
インプラントは天然歯のような「あそび」がありませんので、少しの違和感もないように、細心の注意を払って調整します。

噛み合わせが合わないと、虫歯、歯周病の原因となります。きばやし歯科では医院の近くに専門の歯科技工士が常駐しているので噛み合わせの調整など迅速に対応しています。

6回目の診療終了

メンテナンス

完成したインプラントは、虫歯になることは有りませんが、歯周病のような状態になったり、噛み合わせにより問題を生じたりします。 最初の1年間は数ヶ月に1度ずつ定期検診を行います。

メンテナンスをしっかりと行わないと、インプラントが無駄になってしまう可能性が高くなります。定期検診はとても重要です。

インプラント治療を受けた患者さまの声

Uさんの感想

【治療を受けたきっかけ】
第1小臼歯が抜けたままになっているのが気になっていたので。

【心配だったことはありますか?】
インプラントは顎の骨に穴を開けると聞いていて怖かったので、最初は選択肢になかったです。

【治療を受けた感想は?】
カウンセリングと治療説明を丁寧にしてくださったので、インプラントへの先入観はなくなりました。 自分はまだ30代なので、しっかりメンテナンスをして、これ以上歯を失くさないようにしたいです。

きばやしDrのワンポイントアドバイス
きばやしDr ワンポイントアドバイス

マスコミのやインターネットでの評判のせいもあるのでしょう。U様のようにインプラントに対して恐怖心をお持ちの方は多くいらっしゃいます。
現在日本国内でインプラントは約40種類のメーカーのものが使用されています。インプラント歯科治療でよい結果を得るには次のことが重要なポイントとなってきます。

・十分に信頼性のあるメーカーのインプラントを選ぶ。
・インプラント歯科治療について十分な知識と経験を持ち、
 どのような骨の形態にも対応できる専門ドクターを選ぶ。
・メンテナンスはしっかり行われているか?

これらのことが確実に実行されていれば、インプラント歯科治療は大変有効な治療方となり、最近の成功率においてはほぼ100%に近い数字がデータで出ています。

ご予約は075-954-9600
きばやし歯科医院 長岡京市役所横

JR長岡京駅より 徒歩7分
阪急長岡天神駅より 徒歩4分
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水曜日、日曜日休診
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