歯のクリーニングの治療の流れと治療方法の一例です。
毎日の自分で行なう歯磨きで落ちない歯の汚れを専用機器を用いてきれいにクリーニングします。
歯のクリーニングは「PMTC」(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とも呼ばれています。
歯周病の予防と検診で定期的に来院されているMさん。
半年に1度歯のクリーニングを行っています。
Mさんの治療の流れと費用をご覧ください。
最近の口腔内の状態、健康状態などを簡単にお聞きいたします。
Mさんは歯周病の治療が終わって3ヶ月後の検診も含めての来院です。
初めての診察には、十分なお時間をいただいています(30分~1時間)。
微粒子研磨ペーストを使用して、歯の表面や根元の部分を回転ブラシで磨きます。
歯みがきで落とせない歯石や磨き残した歯垢(プラーク)を中心に、総ての歯面の清掃と研磨を行ないます。
仕上げにトリートメントケアをして、歯の表面をつるつるにし、最後に歯ぐき(歯肉)全体のマッサージを行います。
歯ぐき(歯肉)のマッサージを行うことで歯ぐき(歯肉)を強化し、保護します。
他にも血流をよくし、唾液の分泌促進、虫歯予防、口臭予防にも効果があります。歯茎の弱い方、健康な引き締まった歯茎を目指す方にお薦めです。
通常3~6ヶ月周期で行うと、口腔内を良い状態で保つことができます。
口腔内の状態をチェックし、治療が必要であれば治療方針をご提案します。
歯磨きで落とすことができない汚れは「バイオフィルム」といって、こびり細菌の塊です。
この最近の塊が歯周病や虫歯の温床になってしまうため、研磨剤や専用機器を使用して磨き落とすと歯周病や虫歯の予防には大変効果があります。痛くなってから歯医者に行くのではなく「治療の前に予防」
定期なメンテナンスで健康な歯の状態を維持していきましょう。
自分の歯を健康に保つために、 3ヶ月に1度の定期検診はとても重要です。
【治療を受けたきっかけ】
歯周病治療が終わってから。
【心配だったことはありますか?】
保険診療ではないので高額になるのではないかと最初は不安でしたが、ほったらかして悪化して、また治療することを考えたら費用も時間も節約できると思います。
【治療を受けた感想は?】
クリーニングを終えると歯がつるつるになっているのを実感します。
毎回とても丁寧にしていただけるので、今では楽しみです。
Mさんは自宅でのブラッシング、歯間ブラシも丁寧にしてくださっているので、今では歯ぐき(歯肉)の状態も良好です。
メンテナンスの重要性も理解していただき、毎回お約束の日に必ず来院くださっています。
それは「二度と歯周病になりたくない」という思いからだと思います。
日常しっかりブラッシングしていてもブラッシングでとれない汚れは少しづつ溜まっていくので定期的なメンテナンスは歯周病予防にとても重要です。
私たちきばやし歯科医院では、う蝕と歯周病の予防、治療後のメインテナンスを最重要視しており、すべての患者さまに安心感の高い診療を提供して、理解と信頼をいただくことを第一に考えています。